OUR APPROACH
経験だけに頼らず、
診療結果を次の診療へつなげる。
私たちは、検査件数だけでなく、
大腸の奥まで到達できているか、
どのような病変を発見し、
どのように治療し、
そのデータが正しく記録されているかを継続的に確認しています。
数字を飾るためではなく、
自分たちの診療を振り返り、
次の検査の質につなげるためのClinical Registryです。
SIX-MONTH SNAPSHOT
数字で見る、半年間の診療
対象期間:2026年1月–6月
CS Clinical Registry Ver1.0 Final
01
314
件
大腸内視鏡検査
全6か月の確定検査数
02
99.4
%
CIR
盲腸到達率 307/309件
03
3.39
分
平均盲腸到達時間
complete colonoscopy 307件
04
96.4
%
5分以内到達
complete colonoscopy 307件
05
61.1
%
ADR
通常型腺腫陽性検査の粗率
06
80.6
%
PDR
ポリープ陽性検査の粗率
07
11.1
%
SSLDR
鋸歯状病変陽性検査の粗率
08
314/314
Validation完了
全件の検証を完了
CIRは評価可能な309件を分母としています。
PDR・ADR・SSLDRは全大腸内視鏡検査314件を分母とする粗率で、
スクリーニング検査だけに限定した値ではありません。
COMPLETENESS & INSERTION
大腸の奥まで到達できたか。
そこまで、どのくらいの時間を要したか。
到達率と挿入時間を別々に確認し、
検査の完遂性と挿入過程を評価しています。
CECAL INTUBATION RATE
盲腸到達率(CIR)
99.4%
307 / 309件
CIR(Cecal Intubation Rate)は、
大腸内視鏡を大腸の一番奥にある
盲腸または回腸末端まで到達できた検査の割合です。
2026年1〜6月の全314件のうち、
大腸切除後などで吻合部までを観察範囲とした3件と、
閉塞性進行大腸癌により内視鏡が通過できなかった2件を
CIR評価対象から除外しました。
評価対象309件のうち、
307件で盲腸または回腸末端まで到達しました。
CIR評価対象と未到達例の扱い
評価対象外
5件
術後で吻合部までを観察範囲とした3件と、
閉塞性進行大腸癌による通過不能2件
評価対象
309件
CIRを評価可能と判断した検査
未到達
2件
高度癒着・疼痛による中止1件、
強い不安・パニックにより安全のため中止1件
平均盲腸到達時間
3.39
分
complete colonoscopy 307件
5分以内に到達
96.4
%
complete colonoscopy 307件
中央値
3
分
IQR 3–3分
挿入時間の短さそのものを品質目標としているわけではありません。
無理な挿入を避けながら盲腸まで到達し、
到達後に大腸粘膜を丁寧に観察することを重視しています。
月別 CIR・平均盲腸到達時間
H1 CIR 99.4%
| 月 | 全CS | CIR評価対象 | 到達 | CIR | 平均TCS |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 49 | 49 | 49 | 100.0% | 2.98分 |
| 2月 | 53 | 50 | 50 | 100.0% | 3.54分 |
| 3月 | 49 | 49 | 48 | 98.0% | 3.13分 |
| 4月 | 62 | 61 | 60 | 98.4% | 3.50分 |
| 5月 | 44 | 43 | 43 | 100.0% | 3.53分 |
| 6月 | 57 | 57 | 57 | 100.0% | 3.60分 |
| 累計 | 314 | 309 | 307 | 99.4% | 3.39分 |
DETECTION QUALITY
到達した後に、
病変をどれだけ見つけられているか。
患者さん向けの説明と正式な定義を並べています。
ADR
61.1%
将来がんになる可能性のある腺腫が見つかった割合
正式な定義
通常型腺腫陽性検査/全CS検査。
病理構造化値による粗率。
PDR
80.6%
ポリープや腫瘍性病変が見つかった割合
正式な定義
ポリープ陽性検査/全CS検査。
本文の明示記載・治療・生検を用いた粗率。
SSLDR
11.1%
鋸歯状病変が見つかった割合
正式な定義
SSA/PまたはTSA陽性検査/全CS検査。
病理構造化値による粗率。
MAP
1.04
検査1件あたりに見つかった通常型腺腫の平均病変数
正式な定義
通常型腺腫病変数/全CS検査。
MONTHLY DETECTION VIEW
月ごとの動きを、継続して見る。
単月の増減を改善・悪化とは断定せず、
症例構成などの影響を含めて観察しています。
月別検査件数
計314件
月別切除病変数
計431病変
| 月 | CS | PDR | ADR | SSLDR | MAP | 切除病変 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 49 | 69.4% | 49.0% | 8.2% | 0.98 | 60 |
| 2月 | 53 | 81.1% | 58.5% | 13.2% | 0.92 | 77 |
| 3月 | 49 | 89.8% | 63.3% | 6.1% | 1.16 | 75 |
| 4月 | 62 | 77.4% | 62.9% | 16.1% | 1.06 | 78 |
| 5月 | 44 | 86.4% | 72.7% | 9.1% | 1.14 | 62 |
| 6月 | 57 | 80.7% | 61.4% | 12.3% | 1.00 | 79 |
| 累計 | 314 | 80.6% | 61.1% | 11.1% | 1.04 | 431 |
WHERE LESIONS WERE DOCUMENTED
どの部位に、病変の記載が多かったのか。
病変に関する部位記載を抽出できた241検査を対象とした部分解析です。
棒の数値はポリープの実個数ではなく、
各部位が病変関連記載に登場した回数を表しています。
66
120
141
53
215
114
同じ検査に複数の病変・部位記載が含まれるため、
合計は対象検査数と一致しません。
全病変の完全な部位分布や、
右側結腸・左側結腸の厳密な病変単位比較を示すものではありません。
TREATMENT SUMMARY
病変に応じた
切除方法を選択。
病変の形、大きさ、位置などを考慮して、
適切な方法を選びます。
431
切除病変
CSP
408
EMR
12
Polypectomy
11
RELATED ARTICLE
ポリープの大きさや形によって、
切除方法はどう変わる?
CSP・EMR・通電ポリペクトミーの違いと、
当院の日帰りポリープ切除について解説しています。
※このページの数値は2026年1–6月の集計です。
リンク先の記事では2025年の年間治療実績を紹介しています。
PATHOLOGY SUMMARY
発見された重要病変も、
個人ではなく集計で。
病理結果は患者単位で示さず、
半年間の集計値のみを公開しています。
内視鏡で切除した病変数と病理検体の分類数は集計階層が異なるため、
合計が一致しない場合があります。
High Grade component
SSA/P
早期癌(pTis)
進行大腸癌
QUALITY BEHIND THE NUMBERS
数字を出すことより、
数字を確かめること。
未記載を陰性にせず、
不完全なデータから結果を推定しない。
それが公開データへの姿勢です。
- 診療
- レジストリ記録
- 月次集計
- 整合性確認
- 修正・再検証
- 半期レポート
- 品質改善
VALIDATED
314
/314件
すべての検査についてValidationを完了
Pathology Pending
0
Review Queue
0
Duplicate examinations
0
Production Status
CLOSED
JUNE REVALIDATION
57/57件を再監査
Treatment layerを見直し、
43件を修正後、
全Validation PASS。
手技が明示されない病変は推定計上していません。
TRANSPARENCY
数字を誠実に扱うための
公開方針。
できないことも、明確に示します。
01
病理データ
1月と2–6月では構造化の粒度が異なります。
02
光学診断
明示記載例のみを対象とする部分解析です。
03
安全性
未記載を「合併症なし」として扱っていません。
鎮静解析は全月除外です。
04
Withdrawal Time
2026年上半期は一貫した前向き記録がなかったため、
算出・推定していません。
2026年8月中旬から前向き記録を開始し、
データが十分に蓄積された時点から
品質指標として評価する予定です。
05
CIR
術後で解剖学的に盲腸到達を評価できない症例、
および閉塞性進行大腸癌による物理的通過不能例は
評価対象から除外しています。
06
月別変動
増減だけから因果関係や改善・悪化を推論していません。
FAQ
よくあるご質問
CIR(盲腸到達率)とは何ですか?
大腸内視鏡を盲腸または回腸末端まで到達できた検査の割合です。
本レポートでは評価可能な309件のうち307件で到達し、
CIRは99.4%でした。
CIRの分母が314件ではなく309件なのはなぜですか?
大腸切除後などで吻合部までを観察範囲とした3件と、
閉塞性進行大腸癌のため内視鏡が通過できなかった2件を
CIR評価対象から除外しているためです。
盲腸到達時間が短ければ、必ず良い検査なのですか?
いいえ。
挿入時間の短さそのものを目的としているわけではありません。
無理な挿入を避けながら盲腸まで到達し、
到達後に丁寧に観察することが重要です。
ADRとは何ですか?
全大腸内視鏡検査のうち、
通常型腺腫が見つかった検査の割合です。
本レポートでは病理構造化値による粗率を示しています。
PDR・SSLDR・MAPとは何ですか?
PDRはポリープ陽性検査の割合、
SSLDRはSSA/PまたはTSA陽性検査の割合、
MAPは検査1件あたりの通常型腺腫病変数です。
数値が高ければ、必ず良いのですか?
いいえ。
検査を受ける方の背景や検査目的などに影響されます。
単月の増減だけで診療の改善・悪化を判断することはできません。
データはどのように確認していますか?
月次集計と整合性確認を行い、
必要な修正と再検証を経て半期レポートを確定しています。
今回の314件はすべてValidation完了です。
個人情報は掲載されていますか?
個人が特定されないよう十分に配慮し、
診療データを集計・解析しています。
この結果を他院と比較できますか?
本ページは当院の診療を継続的に振り返るための集計です。
対象集団や定義が同一とは限らないため、
他院との単純な比較や順位付けには使用できません。
CONTINUOUS QUALITY IMPROVEMENT
一件一件の診療を記録し、
振り返り、次の診療へつなげる。
地域の皆さまに安心して大腸内視鏡検査を受けていただけるよう、
診療品質の可視化と改善を続けます。
大腸カメラをご検討の方へ
検査の流れ、鎮静・鎮痛、AI診断支援、
日帰りポリープ切除、専用トイレ付き前処置個室など、
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