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大腸カメラは、「受けること」だけでなく、
病変をきちんと見つけて治療することが大切です

消化器・内視鏡専門医による観察 × 高性能内視鏡 × AI診断支援
さらに、検査結果をClinical Registryで継続的に検証しています。

2026年1〜6月 大腸内視鏡314件


盲腸到達率(CIR)


99.4%


307 / 309件


腺腫発見率(ADR)


61.1%


全314件を分母とする粗率

「大腸の奥まで到達できたか」と
「将来がんになる可能性のある腺腫を見つけられているか」。
複数の指標から検査品質を継続的に確認しています。


当院の大腸内視鏡の「質」を数字で見る →

大腸からのサインを見逃さないために

大腸の病気は、症状だけでは原因を判断できないことがあります。
血便や便通の変化、便潜血陽性などがある場合には、
必要に応じて大腸カメラで大腸の中を直接確認することが大切です。

当院では、保険適用となる症状や健診結果の異常がある方に対して
大腸カメラ検査を行っています。
「これくらいで受診してもいいのかな?」と迷わず、
気になる症状がある方はご相談ください。

▼ 便そのものに異常がある

  • 下血や血便がある
  • 以前より便が細くなってきた、すっきり出なくなった
  • 粘液便や粘血便がある

▼ 便通・お腹に異常がある

  • 便秘がひどくなってきた、排便しづらい
  • 下痢が続いている、または下痢と便秘を繰り返す
  • 排便時に腹痛がある
  • お腹の張りや違和感が続いている

▼ 健診・検査で異常を指摘された

  • 健康診断などの便潜血検査で陽性を指摘された
  • バリウム検査やCTコロノグラフィーなどで異常を指摘された
  • 血液検査で貧血を指摘された

見つけた病変を、適切に治療へつなげる

大腸カメラの目的は、大腸の中を観察することだけではありません。
腺腫など、将来大腸がんへ進展する可能性のある病変を発見し、
適切なタイミングで治療することも重要です。

当院では、検査中に治療適応のポリープを認めた場合、
安全に切除できると判断した病変について
日帰り大腸ポリープ切除術を行っています。

病変の大きさ・形・部位、悪性を疑う所見、出血リスク、
服用中のお薬などを総合して判断します。
より高度な治療や入院治療が適切な場合には、
連携する専門病院へご紹介します。

「奥まで到達し、病変を見つけられているか」を数字で振り返る

大腸カメラは、検査件数が多いだけでは、
その検査の質を十分に評価できません。

大腸の一番奥まで内視鏡が到達しているか。
病変がどれくらい見つかっているか。
どのような病変を切除したのか。
そして病理結果と整合しているか。

当院では一件ごとの大腸内視鏡検査について、
検査内容、病変発見、治療、病理結果などを記録し、
Clinical Registryとして継続的に集計・検証しています。


2026年上半期314件の大腸内視鏡診療を
Clinical Registryとして検証しました。

CIR・ADRだけでなく、
PDR・SSLDR・MAP・挿入時間・治療内容など
複数の指標から診療品質を振り返っています。


2026年上半期 大腸内視鏡診療の品質レポートを見る →

COMPLETENESS

盲腸到達率(CIR)


99.4%

307 / 309件

大腸内視鏡を大腸の一番奥にある
盲腸または回腸末端まで到達できた割合です。

DETECTION

腺腫発見率(ADR)


61.1%

全大腸内視鏡検査314件を分母とする粗率

将来大腸がんへ進展する可能性がある
通常型腺腫が見つかった検査の割合です。

CECAL INTUBATION QUALITY

盲腸まで「到達できたか」だけでなく、挿入時間も確認


盲腸到達率


99.4%


307 / 309件


盲腸到達まで


平均 3.39分


complete colonoscopy 307件


5分以内に到達


96.4%


complete colonoscopy 307件

2026年1〜6月の大腸内視鏡314件のうち、
大腸切除後などで吻合部までを観察範囲とした3例と、
閉塞性進行大腸癌のため内視鏡が通過できなかった2例を
CIRの評価対象から除外しました。

評価対象309件のうち、
307件で盲腸または回腸末端まで到達しました。
未到達となった2件は、
高度癒着・疼痛のため安全を考慮して中止した1件と、
検査中の強い不安・パニックにより安全のため中止した1件です。

※挿入時間の短さそのものを目的としているわけではありません。
無理な挿入を避けながら盲腸まで到達し、
到達後に大腸粘膜を丁寧に観察することを重視しています。

ADR(腺腫発見率)とは?

ADR(Adenoma Detection Rate:腺腫発見率)は、
大腸内視鏡検査を受けた方のうち、
少なくとも1つの通常型腺腫が見つかった方の割合です。

腺腫は将来大腸がんへ進展する可能性のある病変であり、
ADRは大腸内視鏡検査の質を評価する代表的な指標の一つです。

なぜADRを測るのか

大規模観察研究では、
検査医のADRが高いほど、
検査後に診断される大腸がんや
大腸がん死亡のリスクが低いこととの関連が報告されています。

当院RegistryのADRは、便潜血陽性などを含む
全大腸内視鏡検査を分母とした粗率です。
ガイドラインで用いられる対象条件を限定したADRとは
算定条件が異なるため、
単純な倍率比較はせず、
同じ定義で経時的に確認しています。

2026年1〜6月 Clinical Registry

大腸内視鏡314件について、
病変発見・切除・病理結果を照合し、
全件のデータ整合性を確認しました。

腺腫発見率(ADR)
61.1%
通常型腺腫陽性検査 ÷ 全大腸内視鏡検査314件
(病理構造化値による粗率)

盲腸到達率(CIR)
99.4%


307 / 309件

平均盲腸到達時間
3.39分


complete colonoscopy 307件

5分以内盲腸到達率
96.4%


complete colonoscopy 307件

ポリープ発見率(PDR)
80.6%


ポリープ陽性検査 ÷ 全314件

SSLDR
11.1%


SSA/PまたはTSA陽性検査 ÷ 全314件

MAP
1.04病変/検査
切除病変数
431病変


CSP 408、EMR 12、Polypectomy 11
(生検を除く)

データ整合性確認
314 / 314件 完了

2025年年間実績と2026年上半期Registry

診療の経過が分かるよう、
2025年の年間実績も併記しています。
ただし、集計期間に加えて
指標の定義・分母・計数単位が一部異なるため、
単純な増減比較はできません。

2025年 年間実績

大腸カメラ
578件

ADR
61.8%

PDR
75.6%

SSDR(当時の表記)
5.4%

ポリープ切除
437件

2cm以上の切除
10件

2026年1〜6月 Clinical Registry

大腸カメラ
314件

CIR
99.4%

ADR
61.1%

PDR
80.6%

SSLDR
11.1%

MAP
1.04

切除病変
431病変


数値の読み方:

2025年の「ポリープ切除437件」と
2026年の「切除431病変」は計数単位が異なります。

また、2025年のSSDRと2026年のSSLDRは、
名称・定義を同一とみなさず、
別指標として表示しています。

CLINICAL QUALITY REPORT

「良い検査だったか」を、数字で振り返る

当院のClinical Registryは、
単に検査件数を数えるためのものではありません。

一件ごとに検査内容、病変発見、切除方法、病理結果を記録し、
CIR・ADR・PDR・SSLDR・MAPなどの
品質指標を継続的に確認しています。

数字を良く見せるためではなく、

自分たちの診療を振り返り、
次の検査の質につなげること

が目的です。


2026年1〜6月


大腸内視鏡314件すべてをValidation


CIR 99.4% | ADR 61.1% | PDR 80.6% | SSLDR 11.1% | 切除431病変


大腸内視鏡診療の品質レポートを見る →


Clinical Quality Report(PDF版)

病変を見つけ、診断するための内視鏡システムとAI診断支援

検査品質の中心にあるのは、
内視鏡医による丁寧な観察と判断です。

当院では、その観察を支えるために、
オリンパスの内視鏡システム「EVIS X1」、
拡大観察対応スコープ、形状観測装置、AI診断支援を組み合わせています。

EndoBRAIN-EYE

1.AIが観察を支援「EndoBRAIN-EYE」

AIが検査中の内視鏡画像を解析し、
病変候補を音と画面表示で知らせる診断支援プログラムです。
最終的な診断と治療方針は医師が判断します。

CF-EZ1500DL/I

2.拡大観察対応スコープ「CF-EZ1500DL/I」

Dual Focus機能により、
通常観察と近接拡大観察を切り替えられます。
画像強調観察と組み合わせ、
病変の範囲や表面構造を確認し、
質的診断を補助します。

ScopeGuide

3.形状ナビゲーション ScopeGuide

内視鏡が体内でどのような形になっているかを
画面上で確認する形状観測装置です。
挿入状態を確認しながら操作し、
患者さんの負担軽減に配慮します。

当院の内視鏡検査室

EVIS X1、AI診断支援、形状観測装置を備えた当院の内視鏡検査室

苦痛の少ない大腸カメラを目指して

「大腸カメラはつらそう」
「以前の検査が苦しかった」という不安から、
検査をためらう方も少なくありません。

当院では、鎮静・鎮痛、検査中のモニタリング、
炭酸ガス送気などを組み合わせ、
安全性を確認しながら患者さんの負担軽減に配慮しています。

鎮静剤と鎮痛剤の併用

患者さんの年齢、体格、既往歴、呼吸状態などを確認し、
必要に応じて鎮静剤(ミダゾラム)と
鎮痛剤(ペチジン)を調整して使用します。

検査中は血圧、脈拍、酸素飽和度などを監視し、
検査後は十分に覚醒するまで休んでいただきます。
必要時に拮抗薬を使用できる体制も整えています。

鎮静の効き方や苦痛の感じ方には個人差があり、
完全な無痛を保証するものではありません。

炭酸ガス(CO2)送気

大腸を観察するためには腸管を広げる必要があります。
当院では空気よりも体内に吸収されやすい炭酸ガスを使用しています。

吸収された炭酸ガスは呼気から排出されるため、
検査後の腹部膨満感や不快感の軽減が期待できます。

他人の目を気にしない。「専用トイレ付き個室」でリラックス

検査前の緊張した時間を少しでも安らいでお過ごしいただくために、
プライバシーと快適性を重視した
「リカバリールーム(前処置室)」
をご用意しました。

コンパクトな空間ですが、
大腸カメラの前処置をできるだけ快適に過ごしていただけるよう、
機能性と居心地の良さにこだわっています。

LC2ソファを備えた大腸カメラ前処置個室

ゆったり座れるLC2ソファ

大腸カメラ前処置個室内の専用トイレ

部屋の中にある専用トイレ

大腸カメラ前処置個室の鍵付きロッカー

安心の鍵付きロッカー

当院の個室のこだわり


1

室内に「自分専用のトイレ」を完備

一番のこだわりは、部屋の中に専用トイレがあることです。
便意を感じた際に廊下へ出る必要も、
他の方とトイレの順番待ちをする必要もありません。
ご自身のペースで、周囲に気兼ねなく前処置を行っていただけます。


2

名作ソファ「LC2」でくつろぐひととき

下剤を服用して腸がきれいになるまでには、
ある程度の時間がかかります。
その時間を少しでも快適に過ごしていただきたいという思いから、
ル・コルビュジエの
「LC2(グラン・コンフォール)」
ソファを採用しています。


3

Wi-Fi完備で待ち時間も快適に

院内フリーWi-Fiをご利用いただけます。
下剤を飲んでいる間や検査後の休憩中も、
スマートフォンで動画を見たり、音楽を聴いたりしながら
リラックスしてお過ごしいただけます。

よくある質問(FAQ)

Q. 検査費用はどれくらいかかりますか?

保険適用(3割負担)の場合の目安は以下の通りです。

  • 検査のみ:約7,500円〜
  • 組織検査:約10,000円〜18,000円
  • 大腸ポリープ切除:約20,000円〜30,000円
Q. 検査は何時から行っていますか?

大腸カメラ検査は、
午後13:30〜15:00の枠で予約制にて行っています。

Q. 検査前の食事や下剤について教えてください

検査前日は消化の良い食事を心がけ、
海藻類、キノコ類、
繊維質の多い野菜や果物などは避けてください。

当院では、

ご自宅での服用と院内個室での服用

のどちらかをお選びいただけます。


大腸カメラ前処置の完全ガイドを見る →

Q. 鎮静剤を使った場合、車で帰れますか?

いいえ。

鎮静剤を使用した当日は、
車・バイク・自転車の運転はできません。

ご家族による送迎、
またはバス・タクシーなどをご利用ください。
徒歩で来院された場合でも、
検査後はお迎えが必要です。

Q. CIR(盲腸到達率)とは何ですか?

CIR(Cecal Intubation Rate:盲腸到達率)は、
大腸内視鏡を大腸の一番奥にある
盲腸または回腸末端まで到達できた検査の割合です。

当院の2026年1〜6月Clinical Registryでは、
CIR評価対象309件のうち307件で到達し、
盲腸到達率は99.4%でした。

大腸切除後などで吻合部までを観察範囲とした症例と、
閉塞性進行大腸癌によって内視鏡が通過できなかった症例は
CIRの評価対象から除外しています。

Q. ADR(腺腫発見率)とは何ですか?

ADRは、大腸内視鏡検査を受けた方のうち、
少なくとも1つの通常型腺腫が見つかった方の割合です。

当院の2026年1〜6月Clinical Registryでは、

全大腸内視鏡検査314件を分母とする粗率で61.1%

でした。


大腸内視鏡診療の品質レポートを見る →

新潟市・長岡市方面など、遠方から受診される方へ

当院には三条市・燕市・加茂市だけでなく、
新潟市、長岡市、田上町、弥彦村、
阿賀野市、見附市、五泉市など、
県内各地域から受診される方がいらっしゃいます。

遠方から受診される方は、
前処置の場所や鎮静後の送迎方法について
事前診察時にご相談ください。

北陸自動車道「三条燕IC」より車で約10分

駐車場20台


詳しい地図・アクセスを見る →

便潜血陽性、血便、便通の変化などが気になる方へ

大腸カメラが必要かどうかを含め、
まず診察でご相談ください。

検査の適応、前処置、お薬、鎮静方法などを確認します。


診察予約ページはこちら(24時間受付)


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