インターネット診察予約
らくらくLINE診察予約
お問い合わせ
アクセス

消化器内科

【実績公開】年間512病変の切除実績|当院が「日帰りポリープ切除」にこだわる理由

「ポリープがあったら病院に紹介します」「入院での治療が必要です」

そう案内されて、治療に踏み切れずにいる方はいらっしゃいませんか?

当院には、三条市だけでなく、燕市・加茂市・見附市・新潟市・長岡市などさまざまな地域から、「できれば日帰りで治療まで済ませたい」という方が来院されています。

当院で比較的多くの日帰り治療に対応できている理由は、
「ポリープの大きさや形に応じて、3つの切除方法を使い分けていること」にあります。

本記事では、その判断の根拠となる「最新の治療実績(病変数)」と、医療行為として避けられない「合併症(リスク)」についても、丁寧にお伝えします。


【数字で見る】当院のポリープ治療実績

当院では、1人の患者さんに複数のポリープが見つかった場合でも、すべてのポリープを同じ方法で切るようなことはしません。
1つ1つのポリープを、拡大内視鏡検査も併用して瞬時に診断し、「最も安全で、最も確実な切り方」を選んでいます。

2025年の集計で、当院は年間 512病変のポリープ切除を行いました。
その内訳は以下の通りです。

当院のポリープ治療実績内訳グラフ

▲当院の治療内訳(全512病変)

1 CSP(コールドポリペクトミー):335病変

  • どんな方法?:電気を流さずに、特殊なスネア(輪っか)で切除する方法。
  • メリット:熱による「火傷」を作らないため、術後の出血や穿孔(腸に穴が開くこと)のリスクが極めて低い、最も安全な手法です。
  • 当院の方針:小さなポリープは積極的にこの方法を採用し、体への負担を最小限に抑えています。

2 EMR(内視鏡的粘膜切除術):99病変

  • どんな方法?:平坦なポリープや大きなポリープの下に生理食塩水を注入し、粘膜を高く持ち上げてから切除する高度な手法
  • メリット:通常なら「入院が必要」と言われるような10mm〜20mm程度の大きなポリープでも、状態を慎重に評価し安全に切除可能と判断したら日帰りで切除しています。
  • 当院の方針:「大きいから病院へ紹介」ではなく、可能な限り当院の技術でその場で完結させることで、患者さんの時間的負担を減らしています。

3 通電ポリペクトミー:78病変

茎(きのこの柄のような部分)があるポリープに対し、電気を流して止血しながら切除する方法。太い血管があるポリープでも、出血させずに切ることができます。

「EMR 99病変」が意味すること

今回のデータの中で、一つの目安として見ていただきたいのが、「EMR(比較的大きなポリープの切除)を年間で約100病変行っている」という点です。

大きめのポリープについては、施設によっては安全性を優先して総合病院での入院治療が選択されることも少なくありません。
当院では、患者さんの状態やポリープの性状を慎重に評価したうえで、日帰りでの対応が可能と判断できた症例に限り、EMRを実施しています。

結果として、全体の約2割のポリープがEMRの対象となり、多くの方が同日中に治療を終えて帰宅されています。

  • 「小さいポリープ」は、CSPで安全に取る。
  • 「大きいポリープ」は、EMRでしっかり取る。

この使い分けができるからこそ、「さまざまな形態のポリープが見つかっても(明らかな進行がんの疑い等を除き)、その日のうちに治療完了」を実現できるのです。

【重要】合併症(リスク)についてもお伝えします

ここまで「日帰りのメリット」をお伝えしましたが、医療行為である以上、リスクはゼロではありません。当院では、良いことだけでなく、実際に起きた合併症についても公開します。

昨年の実績(全512病変)において、ご帰宅後に再出血(便に血が混じるなど)を認め、再度内視鏡による止血処置を行ったケースが「2例」ありました。

2例の内訳と対策

この2例はいずれも、「2cmを超える非常に大きなポリープ」を切除したケースでした。
一般的なサイズのポリープ(1cm未満)では、再出血などのトラブルはほとんど起きていません。
なお、当院の術後出血率(約0.39%)は、全国平均や学会報告と比較しても同等以上の水準でコントロールできています。

万が一、出血があった場合

もしご帰宅後に出血が見られた場合は、翌日にご連絡いただき、速やかに優先枠で止血処置を行います。(※上記2例の患者さんも、翌日の処置で無事に止血しています)

「絶対に何も起きない」とは言えませんが、万が一トラブルがあった場合でも、当院で責任を持って対応いたします。

「見つける力」と「治す力」の両立

ポリープ治療では、「どれだけ確実に取れるか」と同じくらい、「どれだけ見つけられるか(ADR)」も大切です。
当院の2025年のADRは61.8%で、一般的な基準と比較しても高い水準を維持しています。

  • 最新AI(EndoBRAIN-X)によるダブルチェック
  • 大学病院と同等クラスの最新内視鏡システム(EVIS X1)
  • 個室での前処置環境

「自分の場合も、しっかり見つけてもらえるだろうか」
そんな不安をお持ちの方は、当院の実績や設備についてご覧いただければと思います。

忙しい現役世代の方へ

「検査と治療で何度も通院するのは難しい」
「できれば入院は避けたい」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。

当院では、年間500病変以上の治療経験を踏まえ、
日帰りでの治療が可能かどうかを含めて
ポリープの状態や患者さんのご状況を考慮した治療方針をご相談のうえでご提案しています。

現在の予約状況: 約1ヶ月待ち

「もっと早く来ればよかった」と後悔しないために

関連記事

最近の記事
  1. 院内処方という選択|定期通院の負担を減らす医療|

  2. 【実績公開】年間512病変の切除実績|当院が「日帰りポリープ切除」にこだわる理由

  3. 健康診断で「便潜血プラス」…まさか大腸がん? 怖くて検査に行けないあなたへ【マンガ風解説】

目次